トップ・レフト―都銀vs.米国投資銀行
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外国為替証拠金取引に関するお勧め本です。
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トップ・レフト―都銀vs.米国投資銀行を読んだ人は、
国際金融経済のお勉強には
スケールが大きいということでは、確かにその通りでしょう。
内容の精緻さも、金融に素人の私にも、ものすごさがわかります。
でも、登場人物がステレオタイプと思えました。
今西の心も龍花の心も、傷を負いつつ、それを乗り越えていくというものでしょうが、
どうも、よくあるパターンにはまっているようですし、龍花がディシュリに毒づくところの
表現は、正直効果としてはどうかと思いました。
ということで、金融のお勉強にはなりました。でも小説としては楽しめなかったです。
最後の伊吹の正体の種明かしは、少々期待はずれでした。
お勉強にはなったので星4つです。
国際金融の舞台が垣間見れました
欧州統合前、日本の金融界も再編前だった頃の金融の舞台がダイナミックに描かれています。
日本の金融機関の実情と外部評価、国際社会で奮闘する邦銀社員のジレンマ、米国系、欧州系の金融機関の個性など、実際に筆者が体感したであろうエッセンスが凝縮されたストーリーでした。
金融が門外漢の私には少々読みづらかったですが、巨額の金を動かす案件に関わる人間の思惑や各国の事情やリスク、準拠法や宗教観など、日本でたまに目にするだけでは全体像がよく分からなかったことも、この小説を読むことでだんだんと輪郭がはっきりしてきました。
世界を舞台に戦う二人の日本人の心情が読者にじわじわと迫り、時々一緒になって腹立たしくも悲しくもなり、結末も切なく描かれて、経済が1人の人間の行動によって大きく動いていくことを実感させられました。果たして日本の金融界は変わったのでしょうか。現実を省みるいい小説でした。
IBの魅力とは
邦銀から外資系投資銀行へと転職し、マネーゲームに魅せられた龍花と、邦銀において、日本のため、銀行のためにと身を粉にして働く今西。この二人が国際金融ビジネスを舞台に巨大融資案件のディールを獲得を目指し争う。そこに銀行間のTOBなども絡むビジネス小説です。
金融の知識があれば、確かに理解も早いでしょうが、ある程度の知識があれば分かりやすい解説もあるので流れに逆らわず国際金融ビジネスの緊迫感を感じることが出来ると思います。(想像ですが)
本書は、今後のキャリアを考えるうえで金融を考えても良いかなというのと、昨今新聞紙上でも多いですが、大型投資案件においては協調融資(シンジケートローン)が多用されていることもあり、このシ・ローンを舞台にした小説に興味を持ったため読んでみました。
金融用語はそれほど違和感なく読めましたし、金融ビジネスの一端を見ながら、邦銀の硬直した組織体制の中で葛藤する今西や、マネーゲームに魅せられつつも「幸せ」について考える龍花の心理描写など面白く読めました。
金融業界で働いている人、及びこれから働きたいと思っている方にはお勧めです。
と書いています。
外国為替証拠金取引(FX)とは、証拠金(保証金)をベースに為替相場で外貨取引を行うもので、取り扱い業者に証拠金(保証金)を預けて、その証拠金を担保にお金を借りて外貨取引を行います。外国為替証拠金取引(FX)は、1998年に「外為法」が改正されうまれた儲けの大きい外貨取引方法で、初期の頃は、金融庁のような監督官庁がなく、詐欺まがいの取扱い業者もあり、多くの被害がありました。
トップ・レフト―都銀vs.米国投資銀行を出しているのは、出版社祥伝社と作者黒木 亮です。